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幼かった私へ…・ [色・彩・いろ]

ひょんなことから素敵な出会いをしました。
そして私は長年私を苦しめてきた自分の心の奥底に潜むトラウマの正体に気付くことができました。

何度か記事でも書いてあるように私は自分の父親が苦手でした。
わがままで自分勝手で気分屋で…。
欠点をあげろと言われればいくらでも出てくる。

でも、私は今でも父の機嫌に左右される自分をもてあましていた。
なぜか父の言い分がただのわがままと分かっていながら、母を責めたり私に食ってかかられただけでその後心臓がバクバクして吐き気さえする。
その原因は幼かった私が記憶の隅に封印していたトラウマが原因だったのだ。

幼い私に父への憎しみ、恐れを植え付けたもの。それは父の母に対する理不尽な言いがかりを目にし、耳にしたからだ。
大好きな母を泣かせる理不尽な父親。
私の中の父はず~っとそれこそ50年近くこのイメージだったのだ。

でも、今日父という人間の一部分が見えた。
あるヒーリングをしてくださる方と出会ったのだが、その人から言われた父と言う人間の私の知らない一面。

次男として生まれながら、長男の死によっていきなり家と墓を守らなければならなくなった父。
懸命に働いて家族を守る責任感でいっぱいいっぱいで余裕のなかった父。
しっかり者の母に甘えてしまった父。
子供への愛情の表し方を知らなかった父。


言われたことがすべてすんなりと心に入ってきました。
確かに仕事をまじめにやり、お金を家に入れ、ギャンブルもせず、女も作らず、子供に手をあげることもしなかった父。
言いたいことばかり言っているようで、家の中で居場所が見つけられなかった父。
口うるさい父を毛嫌いして必要最低限しか話そうとしない娘3人。
悪態ついて、説教することでしかコミュニケーションが図れなかった父。
今、幼い孫に昔の分を取り戻すかのように目じりを下げる父。

そんな父にさえ自分がしてもらえなかった愛情表現を嫉妬した自分。

もう記憶の奥に閉じこもっている幼いころの私を解放してあげなければなりません。
ただ父を恐れ、憎み、思春期の頃はその死すら願った。
父の80年余りの人生の中で、苦労もつらさもあったことに気づこうとさえしなかった今日までの私。

自分で自分を傷つけていただけなんです。
父のせいでも母のせいでもなく、ただ幼い日の私が心についた傷を自覚することなく父を悪者にすることで心の安定を図ろうとしていたに違いないのです。
今日から私の心の修行の始まりです。

この世に送り出してくれた両親の愛情と育ててくれた努力に対して深く感謝することなくきた自分を見つめなおすときです。
記憶の中でおびえて膝を抱えている幼い日の私へ。
もう何も怖いことなんてない。
父に私は愛されていた。
だからもうおびえなくていい。悲しまなくていい。
私の今日までの人生は幸せだったのだと確認できたのだから。
これからの人生また幸せであるという確証を持てたのだから。

心という物の不可思議さを実感した今日という日。



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さーママ

深い文で、何度も読み返してしまいました。
父親と娘って、難しい関係なのかもしれませんね。

私の父は、izunosukeさんのお父様とは真逆のタイプ。
優しくて大きくて・・・高校まで、わからない勉強は教えてもらっていました。いわゆるファザコンで、婚期を逃してしまったのではないかと思っています。
でも、そんな関係の父と私でしたが、問題がなかったわけではなく、親不孝もしてきました。死に目に会えなかったのも最大の親不孝だったと思ってます。

絶対に親は子どもを愛してます。愛し方を知らない人がいるだけで、愛してない人はいないんじゃないかと思います。
これから、たっぷり親孝行ができるizunosukeさんがうらやましいです。
by さーママ (2009-03-16 20:41) 

元気

こんばんは。

気付くことで、楽になれたのなら良かったと、
なんだか、私まで嬉しく思いました。

「内観」 というのがあります。
自分の中の感情を吐き出すための手法です。
「してもらったこと」 を実際に、紙に書き出すのです。
どれほどの恩恵を受けていたのか分かることで、感謝の気持ちが生まれ、癒されるそうです。
他に、「して返したこと」 、「迷惑をかけたこと」
を書き出しても良いです。
書き出すことで、他者との関わり、関係が見えて来るからです。

辛かった自分を自分で認めて抱しめてあげて下さい。
どうしようもない自分です。
だからこそ、誰が認めなくても、自分くらいは、抱しめてないといけない。
私は、そう思っています。
そうやって自分を許せると、人を許せる一歩を踏み出せるような気がするからです。

>今、幼い孫に昔の分を取り戻すかのように目じりを下げる父

私は、とても羨ましいと思いましたよ。(^^)

お父様のこと。
好きにならなくても許せることで楽になれれば良いと思いました。


by 元気 (2009-03-16 23:46) 

izunosuke

さーママ様。
世の中には本当に癒しの力を持った人がいるんですね。
そして今、一番必要な時に私の前に現われてくれた。
今日また父が帰りたいと言い出して叔父と母が病院へいってます。

説得を受け入れてくれるかどうかはわかりませんが、もしどうしてもストレスがたまって帰りたいと言うなら面倒見るしかないかなと思っています。
そう思えたのも、この出会いがあって、父の存在を考え直すことができたからです。
心の中の問題は自覚がないだけこういうきっかけがないと自分ではなかなか気づけないものです。

私の守護霊様が連れてきてくれた縁かも。


元気様。
気づくということの難しさと大切さを学びました。
今まで自分は父に攻められる母を見ると心臓がバクバクして苦しくなり父に対して憎しみともいえる感情が吹き出してしまってました。
それは自分が父よりも母を愛しているからだと思っていたのですが、実は違いました。

子供のころ父の愛情を感じることができなかった私が、その寂しさを怒りに変えていただけだったんです。
母の事を心配しているようで実は自分の「私は父に愛されていない」という思い込みで苛立ってたんです。

ごく普通の生活をさせてもらっていたことにも無自覚でした。
絶望という物を与えられなかった自分の人生を、自分自身だけの力で生きてきたように錯覚してました。

心持が変わっただけで物理的にはなんにも変っていないのに、こんなに穏やかになれるなんて驚きました。

by izunosuke (2009-03-17 16:12) 

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